七五三といえば11月15日前後に神社へ参拝し、子供の成長と健康を祈願する大切な儀式ですよね。
近年では11月15日に限らず10月~12月くらいまで受付している神社も多くあり、コロナ禍においても混雑を避けられるのでとても助かります。
年齢に関しては本来、生まれた日を1年とする数え年とされていましたが、最近では生まれた日を0歳とする満年齢で参拝する方も多くなりつつあります。
我が家は満年齢で前撮りをし、参拝を予定しています。
参拝とは異なる日にスタジオで撮影する前撮りや後撮りですが、しない家庭する家庭様々ですよね。
今回は、「前撮りするかまだ迷ってる」という方や、「実際に撮影を体験した人の実体験を聞きたい!」と思う方むけに、実際にスタジオで前撮りをしてきた感想をお伝えできればと思います。
スタジオ選びについて
移動によるこどもの負担なども考えて、なるべく近くのスタジオにしたいと思っていました。
今回は7歳詣りなのですが、3歳詣りの際利用した近くのイオンモールに入っているスタジオに決めました。
理由ですが、家から車で15分程度で行けることと、買い物に訪れた際に見ていたので元々印象が良かったこと、チェーン店で衣装も沢山選ぶことができること、などがあります。
今回に関しては、やはり一度利用したことがあったので安心だと思い同じところに決めました。
予約から撮影までの流れ
わが家の予約から撮影までの流れをご説明したいと思います。
○9月中旬~ネット予約~
○10月1日~撮影当日・商品選び~
○10月8日~商品の完成連絡(1か月以内に取りに来てくださいとのこと)~
予約から商品を受け取るまで1か月も経っていないですね。
とてもスピーディーに対応していただきました。
同じ小学校に通うママ友に聞いたことですが、5月頃に前撮りを済ませたという人もいました。
10月~11月の七五三シーズンを避けると、同じ内容でも値段設定が安くなっていたりするので、それもありですよね。
撮影当日の流れ
予約時間に来店
家族写真もついでに取りたいと思っていたので、わたしたち両親は自宅でスーツに着替えたり髪をセットしたり準備。
こどもに関しては何も準備は必要ありませんので、朝ご飯をのんびり食べたりゲームして楽しんでいました。
そして事前に予約していた時間の少し前に来店しました。
受付
予約時間の少し前に着いたので、待っている間ずらっと並んでいる衣装を見ながらワクワクして待ちました。
時間になったら受付をします。
受付はLINEのQRコードを読み取るだけで簡単に終わりました。
撮影の希望などのヒアリング
受付が終わると次はどの様な写真を撮りたいか聞いてくれます。
衣装は洋装(ドレス)と和装(着物)1着ずつ着ることにして、撮影はこども単体で撮ってもらうことメインで、それぞれの衣装の時に親も入って数枚家族写真も撮ってもらうことになりました。
衣装・髪型選び
衣装はこどもに人気のピンクや水色、黄色など幅広い色やデザインで決めることができました。
今まで水色大好きだったわが子ですが、なんと選んだのは淡いピンク色のドレスとピンク系の着物でした。
「え?ピンク?水色じゃないの?」とわたしが聞くと、最近は淡いピンクが好きになっていたようで親もびっくりの即決でした。
なお、わたしの選んだスタジオは衣装チェンジが無料なのでとてもお得感がありました。
髪型選びでは、用意されているヘアセットの写真を見て、どんなスタイルにしたいのか決めました。
短い髪の毛の子でも、つけ毛をつけてロングスタイルにすることも可能だったので、わが子も肩くらいまでしかない髪の毛でドレスの時はロングスタイル、着物の時にはアップスタイルを選びました。
着替え・ヘアセット・メイク
衣装、髪型を決めたらいよいよ着替えをしていきます。
女性のスタッフで2人がかりで、着付けとヘアセット&メイクに分かれて手早く行ってくださりました。
こどもを退屈させないように「かわいいね」とか「素敵な色を選んだね、似合ってるよ」などと声掛けもしてくれて、こどものわくわくも高まっているように見えました。
撮影本番
最初の撮影は着物でした。
撮影はカメラマンの女性が1人と、サポート役が1人付いてくださり、「ここに立ってね」とか、「これ(小道具)持ってみてくれる?」とか色々指示してくれます。
見ている親は、静止画の撮影はNGですが動画はOKなので、撮影風景を動画で撮ってほほえましく撮影を見学。
これも良い思い出になりますし、動画が撮れることもとても有難いですよね。
ポーズもただ立っているだけではなく、着物なので正座して撮影したり、傘やもみじなどの小道具を持って雰囲気のある写真をいくつも撮ってくださいました。
こども単体の撮影が15分くらいで終わると、次に家族写真です。
家族写真はおまけくらいに考えていたこともあり、5分程度で終わりました。
着物を着ているので、こどもがしんどくなったり、ぐずってしまったらいい笑顔が撮れませんよね。
なのでとてもスムーズに15分〜20分程度で100枚以上撮ってくださいました。
衣装2着目に着替え(2つ目の衣装に合わせたつけ毛などのヘアチェンジとメイク)
着物の撮影が終わると次はドレスに着替えます。
5〜10分程度で早着替えとヘアチェンジ。
アップの髪型だったのが、一瞬で巻き髪のロングヘアに変わったので、その手早さに驚かされました。
つけ毛も何種類かの色があるようで、わが子は少し茶色めの髪色なのですが、同じような髪色を選んでもらい全く違和感がありませんでした。
撮影本番(2回目)
1回目の撮影と同じような流れで撮影が進みました。
ドレスに合わせた小物や背景を使ったり、座ってお姫様のような格好で撮ったりしていました。
ポーズ指定も何パターンもあって、こだわってるなぁと感心しっぱなしでした。
最後に家族写真も撮り、こちらも和装と同じ100枚程度撮ってくださいました。
洋服に着替え
撮影が無事終わって、自宅から着てきた洋服に着替えます。
髪の毛は、結びを取るか取らないかまで聞いてくれました。
スプレーで多少固まっていたので、取らないことにしました。
その際お土産として、ヘアメイクで使用したブラシ、ピン、アイシャドウのチップを頂き、こどもが大喜びしていました。
写真データ見せてもらい、商品選び
商品はセットだったり単品だったり、データがたくさんもらえたりと色々な種類があります。
わが家がお世話になった“スタジオマリオ”の現在の商品プランを参考に載せておきます。(今後変更の可能性もありますのでHPで確認してください)
シンプルプラン 57,200円(税込)
*最大24カット分をデータやアルバムにしてもらえます
ベーシックプラン 68,200円(税込)
*最大30カット分をデータやアルバム、クリスタルプレートにしてもらえます
プレミアムプラン 88,000円(税込)
*最大40カット分をデータやアルバム、クリスタルプレート、スクエア台紙にしてもらえます
プラチナプラン 121,000(税込)
*最大60カット分をデータやアルバム、クリスタルプレートやスクエア台紙にしてもらえます
セットプランだけではなく、写真単品でも販売していて、たくさんの商品から選ぶことができました。
ちなみにわが家が決めたぷらんは、プレミアプランです。
和装と洋装2パターンと、家族写真も撮影していたので、データとしても20カットほど欲しいという判断でした。
7歳詣りで七五三最後という気持ちもあり、少しお値段は張りますがこちらに決定となりました。
写真選び
プランが決まったら、どの写真にするかを決めます。
合計200枚程撮ってもらっていた中で、目をつむっていたり違う方向を向いてたり、明らかに必要ないものは事前に除いてくれていたので、選ぶのは140枚からとなりました。
この作業は案外時間がかかりますので、こどものぐずりに注意です。
事前にあめやラムネなどのお菓子を持ってきていると、おとなしく待っていてくれるのでいいですよ。
お会計
撮影料と商品代合わせた金額をお支払いしました。
わが家の商品プランは、税込88,000円でしたので、撮影代3,300円を合わせた91,300円でした。
かなりいいお値段ですが、スタジオで撮影することも暫くないと思うので奮発しました。
お詣り当日のレンタル着物の予約
写真撮影をした人だけにレンタル着物を貸し出ししているようで、七五三詣り当日に着る着物をここで選ばせてもらえます。
料金は発生しますが、当日の着付けやヘアセットをしてもらえるのでかなり楽ですよね。
もちろんレンタルしないという選択肢もあります。
撮影を終えて感じた前撮りをするメリット
・こどもが非日常の体験にとても楽しんでいた
・撮影だけに時間を使えるので、沢山の写真が撮れた(お詣り当日はバタつく)
・スタジオ撮影ならではの小物や背景で、特別な写真が撮れた
・年賀状に使うことができる
・両親(おじいちゃんおばあちゃん)にあげられるプレゼントができた
・なかなか普段は撮れない家族写真が撮れた
・七五三詣り当日にあまり良い写真が取れなくても、後撮りならスタジオで可能
撮影を終えて感じた前撮りのデメリット
・撮影代は安く思えても、商品代が結構なお値段
・わが子はニコニコでしたが、普段とは違う環境で泣いているこどももいた
・忙しいご家庭であれば予定が1つ多くできてしまう
まとめ
いかがだったでしょうか。
わが子に関しては、今回の7歳と前回の3歳の前撮り両方、一回も泣くことなく終始とても楽しそうでした。
あどけない笑顔を残しておける、とてもいい機会だったと親も思っていて、後悔する点は全くありませんでした。
データも撮影したその日のうちにスマホ用のダウンロードコードをいただけるので、すぐに見て楽しむことができ、おじいちゃんおばあちゃんに見せてあげることもできました。
デメリットとしてあげた”泣いているお子さんがいた”というところですが、やはり個人差なのかなと思います。
着替えをしてわくわく楽しめるタイプなのか、普段とは違うシチュエーションで不安になってしまうタイプなのか、初めての方はやってみないとわからないかもしれません。
こどもの気持ち次第となるかもしれませんが、できるだけのサポートを親はしてあげてほしいと思いました。
終始こどもに声を掛けてあげたり、着付け中は楽しい動画を見せてあげたり、お気に入りのぬいぐるみを持って行ったり、緊張する部分で少しでも気を紛らわせる何かがあればいいのかなと思いました。
スタジオによってお菓子持ち込みOKのところもありますので、大好きなおやつを持ち込めたこともわが子が楽しめた部分かなと思います。
今回わが家が体験してきたのは前撮りでしたが、後撮りというものもあり、11月15日過ぎてからもスタジオで撮影することができます。
スタジオ撮影のメリットデメリットそれぞれありますが、参考にしてもらえると幸いです。