最愛のペットが、突然亡くなってしまった。
そんな時、動揺と悲しみで頭がいっぱいになってしまいますよね。
わたしも、最愛のペットが亡くなってしまった時その状態でした。
ただ現実を受け止めるまで泣いて、少し落ち着いてから『家族に知らせなければ』とか『火葬はどうしたら』など、現実的な事がどんどん頭に浮かび軽くパニックでした。
色々調べて分かったのは、亡くなっても『すぐに火葬しなくていい事』や『人間であれば亡くなってから24時間は火葬出来ない』という事。(ペットの場合決まりはありませんが、死亡確認に1日は必要ということですよね)
これを知って、わたしは少し落ち着く事ができました。
今回は、同じような状況の方に少しでも”落ち着いてお別れしてほしい”と思い、こちらのブログでペットが亡くなってからの実際の流れをご紹介したいと思います。
(実際に自分が行った流れの一例ですので、ご参考までになさってくださいね)
- 1.本当に亡くなってしまったのか落ち着いて確認(冬眠?勘違い?判断に迷ったら動物病院へ)
- 2.家族へ連絡
- 3.涼しい所で安置
- 4.葬儀の方法を決める
- 5.火葬までに花、好きだったペットフード、おやつの準備
- 6.火葬当日
- わが家が行った火葬
- まとめ
1.本当に亡くなってしまったのか落ち着いて確認(冬眠?勘違い?判断に迷ったら動物病院へ)
ハムスターやリスなど冬眠する動物であれば、動かなくなっていても冬眠している可能性もありますよね。
亡くなっていないのに勘違いしていたという事にならない為にも、動物病院などで確認する方が確実な場合があります。
2.家族へ連絡
仕事や学校へ行っている家族に、亡くなった旨を連絡する。
もちろん学校へ行っているお子さんへすぐに連絡する事は難しいと思いますので、学校から帰宅した際に伝えてあげればいいかと思います。
わたしの場合子供へは帰宅後に、主人は仕事だったのでLINEで伝え、帰宅後詳しく話をしました。
3.涼しい所で安置
人間もそうですが、亡くなってしまうと腐敗してしまいます。
少しでも遅らせる為に、涼しい所へ移動してあげ、ドライアイスや保冷剤で冷やす必要があります。
わたしの場合冬だったので、ペットシーツを敷いた段ボールに寝かせ、暖房の入った部屋からベランダへ移しました。
保冷剤は水滴がついてしまうので、ペットシーツなどで覆い、直接ペットの体につかない様にした方がいいかと思います。
手配できる場合は、一番ドライアイスが良いとされている様です。
4.葬儀の方法を決める
私有地をお持ちの方は、自宅の庭に埋める土葬という選択が可能ですが、公園など私有地以外へ埋めるのはいけない事ですよね。
その為一般的には火葬になるかと思いますが、火葬といっても種類があります。
・公営斎場(市や自治体などが運営する斎場)
特徴として比較的低価格ですが自宅までのお迎えサービスなどはない所が殆どですので、お住いの地域の斎場へ自分で電話し、自分でその場所へ行くという形になります。
受付時間は斎場により異なるかと思いますが、大体8:30〜15:00が多い様です。
・民間斎場(民間企業が運営する斎場やサービス)
特徴として公営斎場よりも費用はかかってしまいますが、玄関先までお迎えサービスがあったり早朝や深夜に対応してくれたりと便利です。
見積もりや相談窓口が24時間体制の所も多く、不安な時にいつでも相談できるのは心強いですよね。
・合同火葬・個別火葬について
そして火葬方法ですが公営斎場、民間斎場共に『合同火葬』『個別火葬』があります。
合同火葬は他のペットと合同で火葬する方法で、返骨は不可能となり共同墓地などに納骨されるものです。
個別火葬は自分のペットだけで火葬してくれるので返骨が可能で、骨壺などに入れて自宅へ連れて帰る事が出来ます。(プランによってお骨上げが出来るものもあります)
5.火葬までに花、好きだったペットフード、おやつの準備
斎場により難しい場合もあるかもしれませんが、だいたいは火葬の際好きだったフードやおやつ、生花など一緒に入れてあげる事が可能です。
生花に関しては、特に花の種類に決まりはなく、その子に合ったカラーや好きなものを選べば良いとされています。
わたしの場合、「ありがとう・感謝」という花言葉のピンクのガーベラ、ピンクのカーネーションと菊を用意しました。
同じガーベラでも色によって花言葉が違いますので、それぞれの気持ちにあった花を選ばれるのが良いかと思います。
バラは綺麗ですがトゲがあるので、駄目ではないものの避けられた方が良いかと思います。
6.火葬当日
斎場へ行く場合は受付で手続きし、案内された通りに動くといいでしょう。
自宅までお迎えの場合は、決められた時間までに最後のお別れをしておくと、受け渡しの際にスムーズです。
わが家が行った火葬
わが家は亡くなってしまったのが月曜日だった事や、公営斎場が遠かった事から自宅までお迎え可能な民間斎場へお願いしました。
メールで無料見積もりをしてもらい、空いている最短の時間等を問い合わせしました。
ペットの体重や住まいの地域などで金額がかわるので、あくまで一例ですがわが家のプランをざっとご紹介します。
・個別火葬(玄関お迎え付き)
自宅玄関までペットをお迎え、近くの安全な場所で火葬車にて火葬し、玄関で返骨していただきました。
・骨壺、骨袋付き(お骨上げなし)
お骨上げ(拾骨、収骨ともいう)は火葬後箸で遺骨を拾いあげ、骨壺に納める儀式です。
わたしはそこまでは求めておらず、帰って来てくれたらいいと思っていた事もありこちらのプランにしました。
・金額19,800円
主に金額はペットの種類や体重で決まる様です。
また早朝や深夜などの場合追加でかかる場合もあります。
まとめ
今回わが家は時間の都合や公営斎場へのアクセスの難しさもあり、民間斎場のサービスを利用させてもらいました。
見積もりや不明点もしっかり説明して頂けて、火葬当日の私たち(飼い主)への対応もとても親切でした。
平日にも関わらず19時の受付が可能だったため、仕事の主人も間に合って、家族全員でお見送りする事が出来ました。
結果的にとても満足出来る、後悔のないお別れが出来たと感じています。
状況や考え方は人それぞれかと思いますので、一例として参考にしていただければ幸いです。