育児って本当に正解がなく、特に初めての子供の場合、親も初心者なので手探りで不安になりますよね。
私は周りにママ友もいなかったので、自分でネットや本から情報を得たり色々と模索する日々でした。
そんな私と同じような境遇の方向けに、今回は『子供の為と思ってやっていた事がまさかの良くない結果に!?』という事で、自身の経験談をシェアしたいと思います。
『ママ友や相談相手がいない』方や『経験者の育児が気になる』とお思いの方にはピッタリな内容となっています。
育児には様々な意見があるかとは思いますが、ママ友との雑談の様な感覚でご覧頂ければ幸いです。
1. 失敗しない様に先回りして問題解決
お友達関係でも、普段の生活でも、子供が失敗してつらい思いをしない様に、親として出来る限りサポートしているつもりでした。
子供がお友達の使っているものを取ったら、私が取り返して「取ったらダメだよ」と言いお友達に返したり、お友達に何かされても「いいよ、大丈夫だよね」と子供の気持ちを聞かずにトラブルにならない様にしていました。
しかし、子供の中ではずっとモヤモヤが続いていたのかもしれません。
自分で納得し、「ごめんね」と言って取ったものを返す経験や、「嫌だった」という感情を伝える経験を、知らず知らずのうちに奪ってしまっていたと今では後悔しています。
2. 時間に間に合う様に手伝ってあげる習慣
子供って、大人が思う以上に時間がゆっくりと流れているんですよね。
せっかちな私は幼稚園へ行く時や普段の身支度も、せっせと世話を焼き殆ど私がやってしまっていました。
決まった時間に間に合うという良い面もあるものの、毎日の身支度は積み重なる事で子供の手先の運動になったり「自分で出来た」という自信に繋がっていくと思います。
いざ幼稚園や小学校に行ってしまえば、せっせと世話を焼いてくれる人はいません。
そんな時にうまく出来なかったり、お友達よりも準備が遅いなどとなれば、子供の自信は失われるのかもしれません。
「お母さんがいないと出来ない」と思ってしまう事で、今後母子分離不安となる可能性もあるかと思います。
時間を守る事もとても大切ですが、毎回手伝うのではなくて、状況を見てやれば良かったと後悔しています。
いつも時間い追われているというご家庭は、いつもより10分早く起きるだけでも気持ちの余裕が出てきますよ。
3. 「大丈夫だよ」の多用
子供が怪我をした時や失敗をしてしまった時、励ましのつもりで「大丈夫、大丈夫」とよく言っていました。
その言葉で、安心できて救われた時もあるかもしれません。
しかし、何でもかんでも「大丈夫、大丈夫」と言われると、今の自分の感情を否定されている気になったり、自分がどう思うのか分からなくなってしまいますよね。
「大丈夫」が悪い言葉という事ではなく、まず痛い時には「痛いよね」、悲しんでいる時には「悲しいよね」と、子供の気持ちに寄り添ってあげる事が大切だったと後悔しています。
【合わせて読みたい当ブログ記事はこちら】
まとめ
年齢が上がるにつれて、子供の心も、人間関係も複雑になります。
成功体験ももちろん大切ですが、失敗体験も幼いうちに経験を積む事で、失敗を恐れない強さや、子供の力になるのではないでしょうか。
私もそう気付いてからは、これらの事を大切にし、新たな気持で子供と向き合っています。
もちろん命に関わる事や、他人を傷つける事はきちんと教えたり、親が止める必要があるので、その点は親御さんがしっかり判断してあげて下さいね。
毎日頑張っているお母さんやお父さん、本当にお疲れさまとお伝えしたいです。