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【小学生】夏休み明け学校への行きしぶり!?わが家が直面した”気持ちだけではない”『自家中毒』とは

小2の夏休み、とても元気に過ごしていたわが子。

いよいよ始業式という所でまさかの「しんどい」「お腹痛い」発言が。

元々学校に行きしぶる事があったわが子の発言に、正直「またか」という想いでした。

しかし、始業式翌日まさかの発熱で小学校から電話があり、病院へ行くことに。

そこで小児科の医師に言われた『自家中毒』という症状と、わが家が体験した内容を今回はご紹介したいと思います。

(なお、こちらで紹介する内容は自身の経験に基づいたものであり、私は医療関係者ではありません。)

 

自家中毒とは

病名や診断名ではなく、一種の状態の名前。

別名『周期性嘔吐症』や『アセトン血性嘔吐症』という。

2歳~10歳程度の小児に多い症状で、成長すると共になりにくくなる。

本来であればエネルギー源にすべきブドウ糖がうまく利用されず、代わりに脂肪をエネルギー源にしてしまい、血中ケトン体が増殖した状態になる。

腹痛や吐き気、発熱や嘔吐を繰り返すが、原因ははっきりしておらず、風邪や疲労、緊張、ストレスなどが関係していると言われている。

また、やせ型、繊細な性格の子供がなりやすい様です。

 

わが家の体験内容

〇始業式前日

「お腹が痛い」「しんどい」「学校へ行きたくない」など子供が訴えるものの、熱はなく、食欲もあり、家で走り回るなど元気な様子。

 

〇始業式当日

前日と同じ内容で子供が訴えるも、熱はなく3時間程度で帰宅できる為、連絡帳に体調が少し悪い事を記入し、子供には「先生にも伝えておいたから大丈夫」と安心できるように伝える。

朝食は半分ほど残す。

無事登校し、帰宅後も元気。

 

〇翌日

「お腹が痛いから給食は無理」「学校を休みたい」と子供に言われる。

給食前で早退出来る様に学校へ伝えて、登校させる。

登校1時間後ほどで学校から連絡があり、37.4度の発熱と顔面蒼白を伝えられる。

病院へ受診。(わが子の症状は、腹痛、吐き気、発熱、無気力など)

かかりつけ医のお話

確定ではないものの、症状的に自家中毒の可能性が高い。

水分を多めに、ラムネなどのぶどう糖をとる。

吐き気止めと、胃腸薬で治していく。

子供の抱えているストレス(学校など)をしっかり受け止め、考えてあげる様にする。

 

まとめ

私は当初、気持ちの面だけで「学校へ行きたくない」と言っていると勝手に思い込んでいました。

本人も緊張やストレスで体調を崩し、本来であれば頑張れる事も体調不良により困難な状況になっていた様です。

今回初めて知った『自家中毒』という状態を知っていれば、もう少し慎重に判断してあげれたのかとも思います。

幸いな事に、嘔吐を繰り返す子供も多いようですが、わが子は吐き気だけで今のところすんでいます。

早い段階で吐き気止めを処方してもらい、回復に向かっているのでその点では良かったと思います。

今回わが子が小児科で言われた『自家中毒』は、案外知らない方も多いのではないでしょうか?

少しでも認知が広まり、発症や悪化を防げれば幸いです。

こちらが全てではないと思いますので、ご心配な場合な医療機関へご相談ください。