華やかで楽しそうな花屋の仕事は、子供の憧れの職業でもありますよね。
花が好きな人の中には、「一日中花に囲まれて仕事をするって素敵だな」と、憧れを抱いた事がある人もいるかもしれません。
ただ花屋のもう一つのイメージとして、水仕事が大変そうという所もあります。
今回は、花屋経験者の私が実体験をもとに様々な疑問にお答えしていこうと思います。
「花屋の仕事に興味がある」という方や「未経験でも本当になれるの?」と疑問をお持ちの方にピッタリな内容となっています。
個人の体験・意見になりますので、参考程度にお考えいただければ幸いです。
1.花屋の仕事、大変だったことは?
実際に大変だと感じたことは、繁忙期の忙しさです。
母の日が1年で一番予約も来店も多いので、その数日前から当日にかけてとても忙しくなります。
わたしの働いていた花屋は、母の日のカタログ注文も受け付けていたので、その配送の準備もフル稼働でこなしていました。
ただ、サービス業ならほとんど繁忙期や忙しい時間帯などはあると思うので、大変さはあっても“つらい”と思ったことはありませんでした。
水仕事(水替え)に関してですが、わたしは大変だと感じたことはありません。
花は生物ですし、大量に在庫を抱えてる店舗はないかと思います。
なので水替えするのにそれほど時間はかかりませんし、毎日するわけでもありません。
わたしの働いて店舗では3日に1度程度でした。
2.未経験でも大丈夫なの?
大丈夫です!わたしも最初は未経験でしたが、フルタイムのアルバイトで採用して頂きました。
もちろん、募集要項に“経験者のみ”などと書かれている場合は難しいかもしれません。
店舗にもよりますし、タイミングで経験者のみ募集している場合もあるかと思います。
しかし、実際にわたしは未経験で働けていますし、バイトとパート両方において未経験で始めた人はちらほらいました。
技術面では、経験者の方から教えてもらって最初は小さなブーケやアレンジメントから製作し、慣れてきたら金額の高い(2万円程度の)ものまで製作できるようになりました。
3.働いてみて良かったことは?
花束やアレンジメントの製作が、とても楽しかったことです。
色の組み合わせを考えたり、自らデザインしていく感覚がとても新鮮で楽しかったです。
季節ごとに入荷するさまざまな種類の花を、いち早く見れるのもわくわくします。
また、一度働いてしまえば経験者となるので、諸事情で辞めてしまったとしても、次は経験者として求人を探すことができます。
わたしも1年半ほど働いて諸事情で一度やめてしまいましたが、次は経験者募集のブライダル系の花屋のパートに採用してもらえました。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか?
やはりサービス業なので、繁忙期と閑散期があるのは仕方がないことかもしれませんね。
水替えなども多少は力がいるので、腰痛持ちの方は大変だと感じる可能性もあります。
わたしの場合、あまり体力には自信がない方ですが、花が好きという気持ちでとても楽しく働けました。
実際に未経験から何かを始めるのって、とても勇気がいりますが、チャレンジしたいという気持ちがあれば、未経験でも実際に働けるということです。