子供が病気で苦しんでいる時に、早く良くなって欲しいと思うのは親であれば皆同じですよね。
それなのに当の本人(子供)は「薬が苦いから飲みたくない」とごねて、なかなか飲んでくれない事もあります。
私も現在小2の子供を育てていますが、未だに「抗生剤は苦くて嫌」と言われて、頭を悩ませる事もあります。
確かに、大人の私でも苦い粉薬は苦手で、気持ちは十分分かります。
そこで今回は、わが子が2歳~8歳までで試してみた「苦い薬を飲みやすくするアイデア4選」をご紹介したいと思います。
「子供が薬を飲んでくれなくて困っている」「少しでも飲みやすくなるアイデアを知りたい」という方にオススメの内容となっています。
(なお、お試しの際は医師・薬剤師の方にご相談ください)
○かき氷シロップ
わが子はかき氷が好きなので、夏場は自宅でよくかき氷を作ります。
なかなか使い切れないので、冷蔵庫保管になっているのですが、それを使用してよく薬を飲ませています。
薬をジュースで溶かすよりも、少量の水とかき氷シロップで溶かす方が甘いので、軽めの苦い薬であれば「美味しい!」と言って飲んでくれます。
一度薬剤師の方に「水とかき氷シロップで飲ませてもいいですか?」と聞いた事がありますが、「いいアイデアですね」と言ってもらえました。
○アイス
かなり苦い薬の時に、「バニラアイスで挟んで食べさせるといい」と薬剤師さんに言われた事があります。
わが家でも試してみましたが、冷たくスルッと飲み込める事からわが子もお気に入りでした。
コツは、アイスに薬を混ぜるのではなく、スプーンで薄くアイスをすくい、その上に薬をのせ、薬に被せる様に薄くアイスを乗せるのがおすすめです。
アイスでサンドする事で、口に苦みが残りにくくなります。
ちなみにわが家で使用したバニラアイスは、スーパーカップです。
デメリット部分で言うと手間がかかるので、薬の量が多い時には面倒に感じるかもしれません。
○金平糖
わが子がいま一番飲みやすいと言っているのが、『普通に水で粉薬を溶かして一気に飲み、苦さを感じる前にすぐ”金平糖”食べる』です。
「苦い苦い」と言ってる時にたまたま近くにあった金平糖を渡し、「これでも食べたら?」と言った所「めっちゃあまーい!」と喜んでいました。
苦い薬は飲んだ後も舌に苦みが残るので、金平糖の様な一気に甘くなるお菓子を食べる事で緩和される様です。
子供も、ただ苦い薬を渡されるよりは、「飲めたら金平糖が食べれる」と思うのとでは頑張り度も変わりますよね。
オススメは金平糖ですが、一気に口の中が甘くなるチョコレートや、飴などもいいかもしれません。
○口の中を氷で冷やす
氷で口の中を冷やしておくと、一時的に味覚が鈍くなるので苦みを感じにくくなります。
アイスクリームでもいいかと思いますが、甘いものを食べた後に苦い薬を飲むと余計に苦く感じそうなので、わが家では氷にしています。
完全に苦みを感じなくする事は難しいかもしれませんが、手軽に家にあるもので緩和できると思うといいですよね。
こちらは大人にもオススメの飲み方です。
【合わせて読みたい当ブログの記事はこちら】
○まとめ
今回は、薬剤師の方に教えていただいたり、独自で考えて試した内容で、良かったものをご紹介させていただきました!
わが子はもう8歳になり、だいぶ耐えれる様になりましたが、2〜3歳の頃はそんなアイデアも知らず、子供も私も泣いて「どうしよう」と困り果てていました。
そんな同じ悩みを持つお母さん、お父さんに少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、薬との相性や、お子さんの病気、体調により異なるとは思いますので、試される場合は薬剤師や医師に相談して行ってくださいね。