小学生になったら、1人で学校に行って、友達と帰って来てくれるものだと勝手に思い込んでいた私。
周りがどんどんと手が離れていく中、わが子はなかなか1人で登下校出来ずにいました。
小3になった現在では、登校は門前まで送って行き、帰りはお友達と帰ってきてくれる様になっています。
今回はどのようにして不安を乗り越えたのかや、そもそもなぜ登下校に不安をもっているのか等、わが家の経験談としてお話できればと思います。
同じ状況の方や不安をお持ちの方に、少しでも参考していただければ幸いです。

わが子の小学校の登下校について
まず、わが子の小学校は、登下校について最初の1年間は学校まで親がお見送りをし、下校時は地域のボランティアの方や保護者が交代で見守るというスタイルでした。
そして小2からは徐々に玄関でお見送りする人が増え、子供は1人で学校へ行きます。
帰りは近くに住むお友達と帰って来るという感じです。
地域によって様々かと思いますが、徐々に慣らしていくスタイルが多いのではないでしょうか。
わが子が安心して登下校出来なかった理由
理由は大まかに『2つ』あります。
1つ目の理由は、わが子はとても心配性で、車に気を付けるようにと言うと、極端に怖がってしまいました。
かと言って、何も言わずに事故等にあうと取り返しがつかないので、それなりに危険な場所や気を付けるポイントを教えていましたが、それが『気を付ける』ではなく『怖い』と受け取ってしまった様でした。
2つ目の理由は、お友達と下校中、不審者に会ってしまった事です。
下校に関しては、2年生の早い段階でお迎えなしでいけるようになっていました。
ですがある日、同じマンションの同級生と下校中、自宅マンション前で見知らぬ人から大声で怒鳴られ、きつい言葉を言われ、なかなか逃げることができなかった様なのです。
今まで怒鳴られる等の経験がなかったので(ましてや知らない人に)、自宅に帰宅した瞬間大泣きしてとても怯えてしまっていました。
大人でも、いきなり知らない人から怒鳴られたら、恐怖を覚えます。
ましてや自分が何もしていない状況だと、突然の事に何が何だかわからなくなりますよね。
白髪の高齢者だったとの事ですが、わが子やお友達の話を聞く限り、その方の発言から精神的な病気(もしくは特性)を持った方の様に思いました。数日後、近くの場所で同じような状況・外見の不審者情報が学校からのお知らせでありました。
痴漢や連れ去り等の不審者ではないものの、安心して外を歩けなくなってしまったわが子は、約1年間程学校や近くの交差点までお迎えに行かないと不安になる、という日々が続いてしまいました。

不安をどう乗り越えたのか
現在では登校時には学校の門まで、母親の私がお見送りしています。
登校については、通勤前のお父さんやお母さんと一緒にする子も多く、私自身も良い朝の散歩と捉えているので、しばらくはこのままでも『いいかな』と思っています。
下校に関しては、またお友達と帰ってきてくれるようになりました。
では実際にどう乗り越えたかと言うと、やはり一番大きいのは『時間』です。
3年生になって、学校にも慣れ、不審者遭遇からも時間が経った事が大きいと思います。
あと工夫した事は、お迎え場所を少しずつ家の近くにしていき、慣らしていった事です。
最初は学校門前、慣れてきたら近くのコンビニ、慣れてきたら自宅前という感じ。
それと同時に、お迎えする曜日も少しずつ減らしていきました。
月曜日は不安が大きいのでお迎え、慣れてきた金曜日はお迎えなしという感じです。
それぞれその都度わが子と話し合い、本当に少しずつでしたが、無事お迎えなしで下校してくれるようになりました。
おわりに
わが家の登下校事情は、子供の心配や不審者遭遇により『登下校の不安』がなかなか解決しませんでしたが、時間や慣れが少しずつ解決してくれています。
登校の付き添いが続くのは少し過保護かとも思い、小2の頃担任の先生に相談した事があります。
「仕事や考え方次第では、門まで見送りが出来ない・しない家庭もあると思いますが、強行して一人で行かせるのはダメですか?」と。
すると先生は、「今後お子さんとの関係をどうしていきたいですか?今突き放して学校に一人で行けるようになったとしても、子供が大きくなっていくにつれ、気持ちを言っても分かってもらえない等の信頼が築けなくなる可能性もあるかもしれません。」という様な事を言われました。
確かに、「やらされた」「分かってもらえない」と思いながら行けるようになるのと、「もう私は大丈夫」「自分一人で行きたい」と思いながら行くのでは、同じ”行く”でも全然違います。
もちろん、日々時間に余裕が無く、出来ない人もいるかもしれません。
しかし、もし付き合ってあげれるのであれば、それをただ「過保護だ」と決めつけないで、のんびりとした気持ちで付き合ってあげてもいいのかなと、思いました。
子育てって、本当に悩みが多く、それでいてハッキリとした正解がないので難しいですよね。
「こういう家庭もあるんだ」「同じ状況の人もいるからがんばろう」と、思っていただき、少しでもどなたかの参考になれれば幸いです。
(一個人の体験や意見になりますので、ご参考程度にお考えください。)