子供の習い事で人気のピアノですが、小2のわが子も現在『ヤマハ音楽教室』のプレジュニアというコースに通っています。(2025年2月時点)
習い始めて半年くらい経った頃『音楽基礎グレード』というテストについて説明を受けました。
私自身、子供の頃に個人のピアノ教室で6年程習っていたのですが、『音楽基礎グレード』や『テスト』の様な物はなかったので、少し驚きました。
そこで今回はヤマハ音楽教室独自の、『音楽基礎グレード』とは何かという部分と、わが子が体験した内容をご紹介したいと思います。
(一個人の感想にはなりますので、ご参考程度にしていただければ幸いです)
- 音楽基礎グレードとは(料金や概要)
- 音楽基礎グレード①【うたうこと】
- 音楽基礎グレード②【きくこと】
- 音楽基礎グレード③【ひくこと】
- 音楽基礎グレード④【よむこと】
- 音楽基礎グレード⑤【つくること】
- 音楽基礎グレード当日の様子
- 感想&まとめ
音楽基礎グレードとは(料金や概要)
ヤマハ音楽教室の独自の試験で、音楽基礎力と音楽に向かう姿勢や意欲を講師が審査するものになります。
わが子のクラスの担当講師の方がおっしゃるには、「どれだけ出来る様になったか確認するものです」との事でした。
ざっくりとした概要は以下の通りです。
・試験時間10分
・受験料税込み3.960円+郵送料140円
・担当講師2人(いつもの講師ともう一人)
・保護者同伴
・試験の流れ
1.うたうこと 2.きくこと 3.ひくこと 4.よむこと 5.つくること
(次の項目でざっくりと説明していきます)
音楽基礎グレード①【うたうこと】
今までに習った曲の中で、歌いたい曲を1つ選び、歌詞またはドレミで歌います。(伴奏は担当講師が弾いてくださいます)
わが子は『きらきらぼし』のドレミを選択して歌いました。
音楽基礎グレード②【きくこと】
今までに習った曲の中で、先生が曲を選びピアノで弾いたメロディーと3つの和音を、聞き取ってドレミで答えます。
音楽基礎グレード③【ひくこと】
今までに習った曲の中で、2曲自分で選び、演奏します。(両手がある曲)
わが子は『こぐまのマーチ』と『ヤングキャット』を選び演奏しました。
音楽基礎グレード④【よむこと】
当日演奏した曲の楽譜から、講師が示した部分のドレミを読みます。
音楽基礎グレード⑤【つくること】
今まで習った曲の1つのメロディー(右手)に、自分で考えた(アレンジした)伴奏(左手)をつけて演奏します。
今回は『みつばちマーチ』の曲で、左手は子供が考えたオリジナルの和音で演奏しました。
音楽基礎グレード当日の様子
当日は受付を済ませ、アンケートの様なものを記入しました。
試験会場はたまたまかもしれませんが、いつもレッスンを受けている部屋だったので、わが子も少しは安心していた様子でした。
部屋に入り前に立って、「よろしくお願いします」と講師の先生にあいさつをして、試験が始まりました。
わが子は今までに見た事のないくらいガチガチに緊張していて、「大丈夫か、、、」と心では心配していましたが、笑顔で見守りました。
講師の先生方も笑顔で「大丈夫だよ」と励ましてくださり、試験という感じではなく和やかな雰囲気だと私は感じました。
一連の試験内容が終わると、講師の方から一項目ずつ感想をくださりました。
「きれいな声で歌えてたね、自信を持ったらいいよ」とか「曲の特長を捉えて弾けていたね」とか「3つの和音難しい音だったけどすぐ分かったね、聞き取れるんだ」など、子供の自信に繋がるようなポジティブな言葉ばかりでした。
その後部屋から一旦出て、他の部屋で待っているヤマハの方と面談をしました。
基本的に親が話すという感じで、今後の進みたいコースについてや、ピアノやエレクトーンの購入についてなどお話を聞きました。
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感想&まとめ
テストがあると知った時から、わが子は終始「テスト嫌だ」と言っていました。
親としても「受験料がかかるテストって正直どうなんだろう」と思った事もありましたが、結果受けてとても良かったと感じています。
わが子は、度々ピアノの練習が面倒に感じで「辞めたい」という事がありました。
それがテストを終えて、「ピアノ頑張る」と自ら言う様になったんです。
『ただただ不安に思っていたテストという壁を、越えてみたら違う景色が広がっていた』という感じです。
自信がついて、頑張ろうという気持ちになれたんだと思います。
その経験は、普段の生活ではなかなか得ることが出来ない、貴重な物になりました。
今回はヤマハ音楽教室の音楽基礎グレードについて、ざっくりとした内容をご紹介させていただきました。
各教室や、年度によっても多少内容が異なる可能性はあります。
一個人の感想にはなりますので、ご参考程度にお考えいただければ幸いです。